全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年12月14日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気東進
・カザフスタン55Eの寒気トラフ:寒気南下
・日本の寒気トラフ:寒気南下
・カナダE端の寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア95Eのリッジの流れで蛇行大
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しS
・カザフスタン55Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が40N以南まで
・日本の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35N以南まで
・カナダE端(55W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は40Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋145Wのリッジの流れで蛇行大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・マアダガスカルのS(45W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのSW(110E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:北極海、シベリア、カナダ、グリーンランド
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(14日00UTC) 28℃:アフリカ大陸S部
・高極(14日12UTC) 32℃:アフリカ大陸S部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧12月14日12UTC
北半球500hPa高度12月14日12UTC
南半球海面気圧12月14日12UTC
南半球500hPa高度12月14日12UTC
全球500hPa高度12月14日12UTC