全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年12月15日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパE部の寒気トラフ:寒気南下
・カザフスタン65Eの寒気トラフ:寒気南下
・日本海の寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリア120Eの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア100Eのリッジの流れで蛇行大
・ヨーロッパE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35Nまで
・カザフスタン65Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が35Nまで
・日本海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が45N以南まで
・大西洋50Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は40Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・オーストラリア120Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・オーストラリア中央部で昇温:850hPa・28℃以上の領域拡大
・太平洋115Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア135E付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸130E78S付近
・高極(15日00UTC) 28℃:ボツワナ
・高極(15日12UTC) 28℃:アフリカ大陸S部、オーストラリア中央部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧12月15日12UTC
北半球500hPa高度12月15日12UTC
南半球海面気圧12月15日12UTC
南半球500hPa高度12月15日12UTC
全球500hPa高度12月15日12UTC