全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年12月19日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進
・カザフスタン60Eの寒冷渦:寒気南下
・サハリンのWの寒冷渦:寒気南下
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下
・チリのSWの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア100Eのリッジの流れで蛇行大
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は50N
・エジプトの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は20Nの少しS
・カザフスタン60Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が45Nまで
・モンゴルの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-16℃線が45Nまで
・サハリンのWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-20℃線が45N近くまで
・日本のE(145E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が40N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・インド洋50Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・オーストラリアのS(130E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・太平洋150Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・チリのSW(80W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリア135E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(19日00UTC) 24℃:ナミビア、南スーダン、オーストラリア、パラグアイ
・高極(19日12UTC) 32℃:ナミビア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/