全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年1月15日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・アルジェリアの寒冷渦:寒気南下
・日本の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカのEの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリア145Eの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にヨーロッパのリッジの流れで蛇行大
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は65N
・アルジェリアの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が20N近くまで
・パキスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が30N以南まで
・日本の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が30N以南まで
・アメリカのE(70W)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が35N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
・オーストラリア145Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
・チリのSW(80W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S以北まで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:グリーンランドNE部
・南半球低極 -12℃:南極大陸の広範囲
・高極(15日00UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリア、南米大陸中南部
・高極(15日12UTC) 28℃:アフリカ大陸S部、エチオピアNW部、オーストラリアW部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/