全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年1月26日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスのWの寒冷渦:寒気東進
・中国120Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカSW部の寒冷渦:寒気南下
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に中国120Eの寒気トラフの流れ、カナダW部のリッジの流れで蛇行大
・イギリスのWの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-12℃線は45Nの少しS
・ロシア40Eのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は55N
・中国120Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が35N近くまで
・太平洋170Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が25Nまで
・カナダ130Wのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は65Nの少しN
・アメリカSW部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が35N以南まで
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-24℃線が50N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・オーストラリアのS(120E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・太平洋90Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア125~150E付近
・南半球低極 -16℃:南極大陸140~160E付近
・高極(26日00UTC) 28℃:アフリカ大陸S部、オーストラリア
・高極(26日12UTC) 32℃:ナミビア、南アフリカ、オーストラリア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/