全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年1月29日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イタリアのSの寒気トラフ:寒気南下
・ロシア40Eのリッジ:暖気北上
・日本の寒気トラフ:寒気東進
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・南大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イタリアのSの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が30Nまで
・ロシア40Eのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が60N近くまで
・アフガニスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30N以南まで
・日本の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-12℃線は35N
・太平洋150Wの寒冷渦:ブロッキング、850hPa・8℃線は20Nの少しN
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-24℃線が50N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が30S近くまで
・インド洋65Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しS
・ニュージーランドのSEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・太平洋105Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:ラプテフ海
・南半球低極 -20℃:南極大陸145E付近
・高極(29日00UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリア、メキシコ、パラグアイ
・高極(29日12UTC) 28℃:ナミビア、オーストラリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧1月29日12UTC
北半球500hPa高度1月29日12UTC
南半球海面気圧1月29日12UTC
南半球500hPa高度1月29日12UTC
全球500hPa高度1月29日12UTC