全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年3月21日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパのリッジ:暖気北上
・アフガニスタンのリッジ:暖気東進
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気南下
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・フランスのWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が40Nまで
・ヨーロッパのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が50N以北まで
・エジプトの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が25N近くまで
・アフガニスタンのリッジ:暖気東進、850hPa・24℃線は35N
・サハリンのWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が50N近くまで
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-20℃線が50Nまで
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Nの少しN
・ラブラドル海のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・オーストラリアのS(135E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しS
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S以北まで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリアE端部
・南半球低極 -36℃:南極大陸145E付近
・高極(21日00UTC) 24℃:アフリカ大陸05N以北、メキシコ
・高極(21日12UTC) 28℃:エチオピアNW部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/