全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年9月18日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・黒海の寒冷渦:寒気南下
・日本N部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリア125Eの寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しN
・ヨーロッパのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が50N近くまで
・黒海の寒冷渦:寒気南下、850hPa・12℃線が40N以南まで
・日本N部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が35N近くまで
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が70Nまで
・同70Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が55N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25S
・オーストラリア125Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・太平洋135Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・同85Wの寒冷渦:ブロッキング、850hPa・4℃線は25Sの少しN
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:北極海、シベリア
・南半球低極 -40℃:南極大陸110E付近
・高極(18日00UTC) 28℃:モーリタニア~アルジェリア、アンゴラSE部とその周辺、エジプト~イラン、アメリカSW部
・高極(18日12UTC) 32℃:サウジアラビア~イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/