全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年10月18日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ポーランドの寒冷渦:寒気南下
・モンゴルの寒気トラフ:寒気南下
・サハリンの寒冷渦:寒気東進
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリアでの昇温

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ポーランドの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が50N以南まで
・シベリア70Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は45N
・モンゴルの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が40Nまで
・サハリンの寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は40Nの少しN
・カナダ100Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・オーストラリアの広範囲で昇温:850hPa・28℃以上の領域拡大
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・ブラジルのS(45W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:シベリア135E付近、東シベリア海、グリーンランド
・南半球低極 -28℃:南極大陸の広範囲
・高極(18日00UTC) 28℃:アンゴラ、ナミビア、メキシコ
・高極(18日12UTC) 28℃:ナミビア~ザンビア、オーストラリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧10月18日12UTC
北半球500hPa高度10月18日12UTC
南半球海面気圧10月18日12UTC
南半球500hPa高度10月18日12UTC
全球500hPa高度10月18日12UTC