全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年10月23日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・オランダの寒冷渦:寒気東進
・日本N部の寒気トラフ:ブロッキング
・カナダ75Wの寒冷渦:寒気南下
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進
・チリのWの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にグリーンランドS部のリッジの流れで蛇行大
・オランダの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は45Nの少しS
・日本N部の寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・-4℃線は40Nの少しN
・カナダ90Wのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N近くまで
・同75Wの寒冷渦:寒気南下:850hPa・-4℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸100Eの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋05Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・チリのW(80W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:シベリアE部
・南半球低極 -32℃:南極点付近
・高極(23日00UTC) 24℃:モーリタニア~スーダン、オーストラリア、アメリカS部、メキシコ
・高極(23日12UTC) 28℃:アンゴラ、ナミビア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/




