全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2025年12月7日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北大西洋35Wの寒冷渦:寒気東進
・リビアの寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気強化、南下
・オーストラリアSW部での暖気南下

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋35Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しN
・リビアの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が20N近くまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40N近くまで
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-16℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上:850hPa・0℃線が40S以北まで
・インド洋50Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアSW部で暖気南下:850hPa・20℃線が30S以南まで
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は35S
・太平洋155Wの寒冷渦:寒気北上:850hPa・4℃線が40Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア130E、カナダ135W付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸30W付近
・高極(7日00UTC) 24℃:アフリカ大陸、オーストラリア、アルゼンチンN部
・高極(7日12UTC) 28℃:アフリカ大陸S部、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧12月7日12UTC
北半球500hPa高度12月7日12UTC
南半球海面気圧12月7日12UTC
南半球500hPa高度12月7日12UTC
全球500hPa高度12月7日12UTC