全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年7月26日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランスのWの寒気トラフ:寒気南下
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進
・カナダ110Wのリッジ:暖気東進
・オーストラリア130Eの寒気トラフ:寒気北上
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・フランスのWの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が45Nまで
・ヨーロッパのリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は50Nの少しN
・カザフスタン75E付近で暖気北上:850hPa・20℃線が55N以北まで
・カナダ110Wのリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は55Nの少しN
・同60Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸40Eのリッジの流れで蛇行大
・南極大陸40Eのリッジ:暖気南下、南極点周辺まで昇温
・大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・オーストラリア130Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -40℃:南極大陸125E付近
・高極(26日00UTC) 32℃:モーリタニアN部とその周辺、アラビア半島~アフガニスタン、アメリカW部、メキシコN部
・高極(26日12UTC) 36℃:イラン~アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧7月26日12UTC
北半球海面気圧7月26日12UTC
南半球海面気圧7月26日12UTC
南半球500hPa高度7月26日12UTC
全球500hPa高度7月26日12UTC

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