国内気温概況:2020年8月29日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

18時までの最高気温の平年差
15時の天気図
18時までの最高気温
15時のIR画像

北海道で季節を分かつ前線が南下

【気圧配置】
15時では、高気圧が日本の東にあり、前線が北海道南部に停滞、北海道にはオホーツク海北西部にある高気圧から気圧の尾根が張り出している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は前線がゆっくり南下、前線の北側は曇りや雨で寒気が流入、南側は晴れや曇りで暖気の影響があり、最高気温は前線の南下直前に出た所が多く、北半分では平年並みの所が多く宗谷では4地点で平年より低めとなったが、南半分では平年並み~高く胆振では全地点で平年より高くなった。東北は晴れや曇りで雨の降った所もあるが暖気の影響もあって平年より高め~高い所が多く、平年並みは海からの風の影響を受けた秋田の2地点のみ。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は晴れて暖気の影響もあり平年より高め~高い所が多く、平年並みは神奈川、長野の各1地点と伊豆諸島、小笠原の計5地点のみで
群馬、埼玉では全地点で平年より高くなった。東海は晴れや曇りで海からの風の影響を受けて平年並み~高めの所が多いが、岐阜は海からの風
の影響が小さく平年より高め~高くなった。北陸は晴れや曇りで暖気の影響もあり平年より高め~高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
概ね晴れて平年並み~高いが、太平洋側では海からの風により平年より高い地点は少なかった。
【沖縄・奄美】
晴れて東よりの風が吹き、全地点で平年並みとなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 8月29日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2020/8/29 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -4 ~ +12 宗谷-4、十勝+12、日高+9、釧路、胆振、渡島+8
東北 +2 ~ +9 岩手、宮城+9、青森、福島+8
関東甲信 +1 ~ +8 埼玉+8、茨城、栃木、群馬、長野+7
東海 +1 ~ +5 岐阜+5、他3県+4
北陸 +3 ~ +6 新潟+5、他3県+6
近畿 +1 ~ +7 兵庫+7、京都、和歌山+6、滋賀、大阪+5
中国 +2 ~ +6 山口+5、他4県+6
四国 +1 ~ +6 徳島+6、香川+5
九州 0 ~ +6 福岡、大分、佐賀+6、長崎、熊本+5
沖縄・奄美 0 ~ +2  
850hPa気温、平年差2020年08月29日 09時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 12.0 +0.3
札幌 16.8 +3.9
釧路(根室) 19.2 +6.7
秋田 19.0 +4.0
輪島 20.0 +3.9
つくば 21.2 +4.1
八丈島 19.2 +1.1
松江(米子) 19.2 +2.7
潮岬 19.4 +1.6
福岡 20.2 +2.8
鹿児島 21.4 +3.4
名瀬 20.0 +1.4
南大東島 19.8 +0.9
石垣島 20.6 +1.4
父島 19.2 +0.8

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