国内気温概況:2021年6月5日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

18時までの最高気温の平年差
15時の天気図
18時までの最高気温
15時のIR画像

北海道オホーツク海側、東部で平年より高い

【気圧配置】
15時では、低気圧がサハリンと北海道の東にあり、前線が沖縄・奄美に停滞、前線上の沖縄本島の西に台風から変わった低気圧がある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は晴れまたは晴れ後曇りで平年並み~高いが、平年より高いのは南西~西の風が山を越えて吹いたオホーツク海側や東部が中心で、十勝では全地点で平年より高くなった。東北は晴れや曇りで平年並み~高めの所が多いが、山越えの風となった青森と岩手沿岸部を中心に計16地点では平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りや晴れで平年並みの所が多いが、日照の多かった長野を中心に所々(8地点)では平年より高め、日照の少なかった群馬、埼玉の各1地点では平年より低めとなった。日本海側は晴れや曇りで平年並みの所が多いが、富山の1地点では海風が入らず平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は曇りや晴れで平年並み~低めだが、京都、島根、鳥取では比較的日照が多く全地点で平年並み。四国、九州は曇りで鹿児島を中心に雨、平年並み~低く、熊本、鹿児島では平年並みの地点は無かった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島、先島諸島は曇りや雨で平年並みの所が多く奄美の1地点では平年より低めとなり、大東島では晴れて暖気の影響もあり全地点で平年より高めとなった。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 6月5日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2021/6/5 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -2 ~ +11 網走、十勝+11、宗谷+10、釧路+9
東北 -1 ~ +7 青森、岩手+7、宮城+5
関東甲信 -3 ~ +3 群馬、埼玉-3、群馬、長野+3
東海 -1 ~ +3 静岡、岐阜+3
北陸 -1 ~ +3 富山+3
近畿 -4 ~ +2 兵庫-4、滋賀、大阪、奈良、和歌山-3
中国 -4 ~ +2 広島-4、岡山、山口-3
四国 -6 ~ 0 徳島、高知-6、愛媛-5
九州 -8 ~ +1 熊本-8、宮崎、鹿児島-7、福岡、大分-5
沖縄・奄美 -4 ~ +3 奄美-4、大東島+3
850hPa気温、平年差2021年06月05日 09時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 10.2 +2.3
札幌 11.0 +2.4
釧路 10.6 +1.9
秋田 9.4 -0.5
輪島 12.4 +1.0
つくば 11.4 -0.2
八丈島 18.0 +4.6
松江 14.6 +1.8
潮岬 13.2 +0.1
福岡 13.0 -0.5
鹿児島 15.6 +1.2
名瀬 17.6 +1.4
南大東島 21.0 +3.4
石垣島 20.4 +1.9
父島 22.0 +5.1

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