国内気温概況:2021年10月20日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

18時までの最高気温の平年差
15時の天気図
18時までの最高気温
15時のIR画像

西日本中心に寒気流入

【気圧配置】
15時では、低気圧が北海道の南東に、高気圧が山東半島の南西にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は雨や曇りで平年並み~低いが、北部には寒気が流入したようで宗谷、留萌では全地点で平年より低く、根室では海からの東よりの風が気温低下を抑えて全地点で平年並みとなった。東北は、日本海側は曇りや雨で平年並み~低く、太平洋側は曇りや晴れ所々で雨で平年並みの所が多いが福島の中通りを中心に所々では平年より低めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は晴れて平年並みの所が多いが、栃木、群馬の山沿いと長野では比較的日照が少なく平年より低め~低い所が多くなった。東海は、静岡は概ね晴れて寒気により平年並み~低め、愛知、三重は曇りや晴れで全地点で平年より低め、岐阜は曇りや雨で平年より低め~低くなった。北陸は概ね雨で寒気により平年より低め~低い所が多く富山では全地点で平年より低いが、新潟の島嶼の3地点では寒気流入前の暖気や高い海面水温の影響により平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、四国は曇りや晴れ近畿北部~山陰は雨で、寒気により平年並み~低いが、沿岸部の所々(10地点)では平年並み。九州は晴れ後曇りまたは曇りで寒気により平年並み~低めの所が多く、福岡、大分、熊本の計6地点では平年より低くなった。
【沖縄・奄美】
北~北東の風曇りや晴れで、全地点で平年並みとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 10月20日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/10/20 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -7 ~ 0 宗谷、留萌-7、上川、石狩、空知、胆振、日高-6
東北 -7 ~ +1 福島-7,秋田、山形-5
関東甲信 -7 ~ +1 長野-7、群馬-6、栃木-4
東海 -8 ~ +1 岐阜-8、他3県-4
北陸 -8 ~ -2 富山-8、石川、福井-7
近畿 -7 ~ -2 兵庫-7、京都、和歌山-6
中国 -7 ~ -1 広島、島根-7、岡山、鳥取-6
四国 -6 ~ -2 徳島、高知-6、愛媛-5
九州 -6 ~ -1 大分-6、福岡、熊本-5、他4県-4
沖縄・奄美 -2 ~ +1  
850hPa気温、平年差2021年10月20日 09時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -1.9 -1.7
札幌 1.4 -0.2
釧路 1.6 -0.5
秋田 3.6 -1.0
輪島 1.0 -5.5
つくば 6.6 -1.9
八丈島 7.0 -5.0
松江 -0.3 -8.4
潮岬 4.2 -6.6
福岡 3.6 -5.7
鹿児島 6.2 -5.6
名瀬 9.4 -4.1
南大東島 13.0 -2.9
石垣島 14.0 -1.1
父島 17.4 +0.4

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