極域海氷面積の動向:2023年10月10日

※ 以下の記載は、国立極地研究所の北極域データアーカイブHP VISHOP (nipr.ac.jp) に掲載されたデータ等に基づくものです。下の2枚の図も同HPからの転載です。

【北極域の海氷】

海氷面積:540万平方km(5日前比+56万)

2004年以降の各年比較:狭い方から7位

10/5⇒10/10の変化

・海氷縁のほぼ全域で海氷域拡大。

2010年代平均との比較

・東シベリア海、ボーフォート海では平均より狭く、グリーンランドのE、バレンツ海、カラ海、ラプテフ海、チュコート海では広い。

【南極域の海氷】

海氷面積:1634万平方km(5日前比-20万)

2004年以降の各年比較:狭い方から1位

10/5⇒10/10の変化

・オーストラリア・ニュージーランド側E部での海氷域拡大、大西洋側、インド洋側中央部、E部、太平洋側W部での縮小が目立つ。

2010年代平均との比較

・大西洋側、アフリカ大陸側、インド洋側E部、オーストラリア・ニュージーランド側W部、太平洋側W部、中央部では平均より狭く、太平洋側E部では広い。

※ 南極域の海域名「〇〇側」については当サイトで独自に定義しています。具体的には下記をご覧ください。

「南極海」の海域分け | 気温のページ | 気温データから地球大気を見る (kion-web.com)

北極域の海氷
南極域の海氷

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です