全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年7月30日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バレンツ海のリッジ:暖気北上
・日本の高気圧:昇温
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・アイスランドの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は60Nの少しS
・バレンツ海のリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が80Nまで
・日本の高気圧:昇温、850hPa・20℃以上の領域拡大
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が55N近くまで
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は40Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ブラジルのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しS、ブラジルS部で降温
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S、南アフリカW部で降温
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:グリーンランド
・南半球低極 -40℃:南極大陸120E86S付近
・高極(30日00UTC) 32℃:アメリカW部
・高極(30日12UTC) 36℃:アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です