全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年3月30日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパE部のリッジ:暖気北上
・モンゴルW部のリッジ:暖気北上
・サハリンの寒冷渦:寒気東進
・南大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋65W~ヨーロッパ25Eの流れで蛇行大
・イギリスのWの寒冷渦:ブロッキング、850hPa・0℃線は40N
・ヨーロッパE部のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が55Nまで
・カザフスタン70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しN
・モンゴルW部のリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が45N以北まで
・サハリンの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は40N
・太平洋140Wのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が50Nまで
・アメリカのW(125W)の寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が20N以南まで
・アメリカのE(60W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋145Wのリッジの流れで蛇行大
・大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・マダガスカルのS(50E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・オーストラリアのSE(115E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:スヴァールバル諸島、東シベリア海
・南半球低極 -40℃:南極大陸105E、145E付近
・高極(30日00UTC) 28℃:ブルキナファソ~中央アフリカ、メキシコ
・高極(30日12UTC) 28℃:ナイジェリア~エチオピア、インド

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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