全球大気の流れ、寒気・暖気の特徴:2018年4月19日12UTC

ヨーロッパに暖気

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
北米大陸とヨーロッパ付近で蛇行が大きく、その他もやや大きい。
高緯度(60N以北):北極海180Wに高気圧、暖気。北欧にリッジ、暖気。シベリア70E、115Eに寒冷渦、40~120Eに寒気。カナダのNの120Wに寒冷渦、カナダ北西部に寒気。
中緯度(30~60N):西欧に高気圧、暖気。ロシア~ウクライナに寒冷渦。カザフスタン~アフガニスタンに寒気トラフ。アラスカのSWに寒冷渦、160Wの寒気トラフ。ラブラドル半島~アメリカ合衆国東部に寒気トラフ。北大西洋20Wに寒気トラフ、大規模な南北流を伴う。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
南極大陸:10E、170W付近に低気圧、渦は弱い。110Eを中心とする東西に長い高気圧は、暖気弱まる傾向。
中緯度(30~70S):偏西風帯は蛇行が大きい。30Eに寒気トラフ、南アフリカに寒気。90~95Eに寒気トラフ、南北蛇行大。125Eに寒冷渦、オーストラリア南西部に寒気。165Eと95Wに大規模な寒冷渦、寒気トラフを伴う。南米南部(40S以南)はトラフ前面の暖気移流場。150W、40~30Wに規模の大きいリッジ。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
アフリカ中央部(チャド~スーダン付近)で晴れて昇温。インドにリッジ、昇温。ブラジル南東部の寒気は抜けつつある。

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