日本に寒気トラフ

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、小～やや大。ﾕｰﾗｼｱ大陸では、偏西風が中緯度、高緯度に分流。
ｱｲｽﾗﾝﾄﾞのNEに寒冷渦、北海～ﾌﾗﾝｽに寒気ﾄﾗﾌ。ﾛｼｱ～ﾊﾞﾚﾝﾂ海にﾘｯｼﾞ、暖気。ｼﾍﾞﾘｱ80E～ﾛｼｱE部に寒気ﾄﾗﾌ。ﾊﾞｲｶﾙ湖のNEに寒冷渦。朝鮮半島に高気圧。太平洋150Eに寒冷渦、日本のEに寒気ﾄﾗﾌ。ｼﾍﾞﾘｱ170Eに高気圧。太平洋160Wに寒冷渦。ﾎﾞｰﾌｫｰﾄ海に寒冷渦。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大。
南極大陸：引き続き南極点を含む幅広いﾘｯｼﾞ場に支配されているが、南極点周辺は鞍部で降温。140～80W付近も谷の場で降温。
中緯度(30～70S)：20E、80E、130E、85W、20Wのﾄﾗﾌが目立つ。南ｱﾌﾘｶ(30S以南)にﾄﾗﾌの寒気。ｵｰｽﾄﾗﾘｱSW部にﾄﾗﾌの寒気。同SE部の寒気抜ける。ﾆｭｰｼﾞｰﾗﾝﾄﾞに寒気ﾄﾗﾌ。南米大陸40S以南で寒気北上、30S帯(30～40S)は暖気持続。
【低緯度域30S～30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
ｻﾊﾗ砂漠で高気圧持続、昇温。ｱﾗﾋﾞｱ半島で昇温。ｵｰｽﾄﾗﾘｱN部、中部に暖気南下。ﾌﾞﾗｼﾞﾙSE部で降温。

※　図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載