全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年8月13日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・日本海の寒気トラフ:ブロッキング
・ベーリング海峡の寒気トラフ:寒気南下
・カナダW部~アラスカのリッジ:暖気北上
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・アイスランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は65N
・シベリア70Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が60Nまで
・日本海の寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・16℃線は40N
・ベーリング海峡の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が65N以南まで
・カナダW部~アラスカのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が70N近くまで
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・16℃線が30N近くまで
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は60N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にウェッデル海のリッジの流れ、インド洋70E~太平洋160Wの流れで蛇行大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・オーストラリアSE部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は25Sの少しS
・太平洋165Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は20Sの少しS(トンガ)
・太平洋85Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:北極海、バッフィン島、グリーンランドの広範囲
・南半球低極 -40℃:南極点~10E81S、南極大陸120E77S付近
・高極(13日00UTC) 32℃:アラビア半島~イランSW部、アメリカW部
・高極(13日12UTC) 36℃:イランW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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