全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年5月26日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北欧の寒気トラフ:寒気南下
・シベリア100Eのリッジ:暖気北上
・アフリカ大陸S部での寒気北上
・オーストラリアE岸の寒気トラフ:寒気北上
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・北欧の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が60N以南まで
・シベリア100Eのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が75Nまで
・バッフィン島N部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が65N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に大西洋05Eの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・アフリカ大陸S部で寒気北上:850hPa・8℃線が25Sまで、ナミビアS部、ボツワナS部で降温
・オーストラリアE岸の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・太平洋145Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45S近くまで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:カナダN部、グリーンランド
・南半球低極 -44℃:南極大陸05E85S、100E87S付近
・高極(25日00UTC) 28℃:マリE部~スーダン、イランS部、パキスタン、アメリカS部、メキシコ
・高極(25日12UTC) 32℃:チャド、イラン、パキスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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