全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年2月11日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イタリアの寒気トラフ:寒気東進
・カザフスタン70Eの寒気トラフ:寒気南下
・日本海の寒気トラフ:寒気東進
・アメリカ110Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアW部での昇温

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イタリアの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35N
・カザフスタン70Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が45Nまで
・日本海の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
・アメリカ110Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30Nまで
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・インド洋60Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・オーストラリアW部で昇温:850hPa・28℃以上の領域拡大
・太平洋125Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・チリS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア130E付近
・南半球低極 -24℃:南極大陸の広範囲
・高極(11日00UTC) 28℃:ボツワナ
・高極(11日12UTC) 32℃:ナミビア

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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